9: ◆nXz9...NGs[saga]
2016/08/27(土) 00:21:59.84 ID:jlTQKgbuo
14歳になった頃、私はアイドルであるという夢から醒めつつあった。
その頃の仕事に不満を持っていたという訳でもなく、大切なのは分かっていた。楽しかったとさえ言える。
それでも、頃合いかもしれないとは思っていた。
アイドルとしても、もう無邪気な子供ではいられなくなるのが分かっていたから。
だからこそ、どうやって辞めるべきか。私はそれを模索していた。
一番いいのは高校生になったその時だと考えていた。オトナの象徴であった、出会った頃の美嘉さんと同じ存在になった時。
それがオトナの始まりだと考えていたから。
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