過去ログ - 響「夢の中で逢った、ような……」
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49: ◆8hR4QzB4Ro[saga]
2016/08/31(水) 04:02:10.97 ID:kk4TUXgY0
〜タスクフォース本部〜


あおい「はい、あったかいもの、どうぞ」

朔也「あったかいものどうも……なあ、思うんだけどさ」

あおい「どうしたの?」

朔也「見滝原の調査なんかで、エルフナインちゃんや立華ちゃんたちを駆り出す必要ってあった?」

あおい「今回あの三人を指名して送り出したのは、シンフォギアの管理システム査察の名目で来日する各国諜報機関の目を欺くためって、指令に説明されたでしょ」

朔也「いや、それにしたってハワイとかグアムとか、もっと送り付ける先あるでしょって……なんなら休暇で良いわけだし」


プシュー(ドアが開く音)


弦十郎「そこいらについては、響君にしか説明してないな、そういや」

あおい「指令!?」

弦十郎「見ろよ、クリス君の提出した夏休みのシフト希望だ」

朔也「これ……全部、準一級待機希望じゃないですか」

弦十郎「エルフナイン君なんか、暇さえあればパソコン叩いてデータ整理したり、新しい技術開発ばっかりだ」

あおい「それは、いつも助かってるんですけど……」

弦十郎「それが女学生の理想の夏休みであってたまるかよ……要するに、仕事や集団行動以外を知らなすぎるんだ、あの二人は」

朔也「そういうことでしたか」

弦十郎「もちろん、各国諜報機関からの目を欺くため、という前提もある……なにせ響君とクリス君は顔の割れてるFIS組や、公然の秘密状態の翼と違って一般人だ」

あおい「機密を守らせてる以上、守るが私達OTONAの役目ですね」

弦十郎「エルフナイン君も多くに知れ渡るのは早すぎる……その為にあの子たちの連絡手段とタイミングを厳しく制限したんだ」

朔也「じゃあ『ケース・ナイアラルト』って言うのは……」

弦十郎「半分は都市伝説さ、ちょうどいい自由研究の課題になるだろ」

朔也「なーんだ、じゃあ事件なんか起こりようが無いんですね」

あおい「貴方がそう言うと、毎回事件が起きるのよね」

朔也「言わないでください。あ、そういえば今日からアルバイトの子が来るんでしたっけ?」

弦十郎「まあ……女子高生の短期バイトだがな」

朔也「へー、可愛い子だと嬉しいですけど」

弦十郎「ああ、可愛いぞ、とびっきりな」




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