過去ログ - 響「夢の中で逢った、ような……」
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6: ◆8hR4QzB4Ro[saga]
2016/08/27(土) 03:51:46.07 ID:QVO3eKtv0
弦十郎「うむ、翼も喜ぶ……藤尭!例の物を」

朔也「準備万端ですよ」

響「こ、これは……!」

クリス「ただのスマホじゃねえか」

弦十郎「潜伏、と言ったろう」

クリス「要するに探偵をやりゃ良いんだろ?」

あおい「実は、錬金術の起源を辿って内政の不安な欧州で調査を進めているんだけど……」

弦十郎「今回も、どうやら米国政府が関与してそうなんだ」

朔也「うちも結構ハッキングを受けてますからね」

クリス「とどのつまりが、スパイの目を欺けってのかよ」

エルフナイン「ここに居るのは僕達だけで、このスマホの存在を知っている人は他に居ません」

響「『女子高校生まどか』が現実にいるなんて、スパイも思わないわけですね!」

エルフナイン「えっと、なんの話ですか…… 」

クリス「ってことは……他には蝶ネクタイ型変声機とか、腕時計型麻酔銃を」

あおい「流石にそこまでは」

弦十郎「このスマホは通話中にも定期的に周波数のチャンネルが切り替わり、さらに電話番号も変わる。もちろん、登録されている機器同士での通話には支障をきたさず、非常に傍受されにくい……任務中に連絡を取りたくなったらこれを使ってくれ」

響「あの、師匠……」

弦十郎「どうした」

響「未来から私に電話をかけたいって場合には……」

弦十郎「今回の件については基本的に完全守秘だ」

響「そ、それってつまり、夏休み中は未来に会えないって事に……」

弦十郎「うむ……辛く厳しい任務だが、やってくれるな」

響「……もちろんです……はい(小声)」

あおい(露骨に元気無くしたわね)

響「はあ……とりあえず、試しにクリスちゃんに電話を……」

クリスのスマホ『メザメタコーコロハ♩ハシリダシタ ミーライヲ エガクタメ♩』

クリス「お、洒落た着メロじゃん」

響「わー、本当に番号が表示されないよこれ(投げやり)」

弦十郎「先方の番組のオープニング曲だ。向こうでならどんな場面で流れても不思議ではないだろう?」

響「向こうの住人として溶け込むんですね!うーん、なんかスパイみたい!」

あおい(この子のやる気スイッチが分からない)

クリス「多少は作画の違いもあるだろうからな、あんま目立つのは良くないってことか」

エルフナイン「現実とフィクションがごっちゃになってませんか……?」



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