過去ログ - 【アイマス】事務所内外騒動記録録 -SS速報VIP

過去ログ - 【アイマス】事務所内外騒動記録録

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20: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:02:55.19 ID:oO5GQChB0

　伊織の脳裏に、最悪の事態のイメージが浮かぶ。

　暗くなり始めた公園。男女の悲鳴。
　それに自分たちが向かっている先はこの季節、最も人が寄り付かないような場所。

以下略

21: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:04:46.30 ID:oO5GQChB0

　ごくりと、唾を飲みこんで。
　そっと二人が、並んだ木々の間から顔を覗かせる。

　するとそう遠くない砂の上。地面に転がる誰かの姿と、その上で暴れる二つの毛玉。

以下略

22: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:08:12.48 ID:oO5GQChB0

「プ、プロデューサーっ!?」

「み、水瀬さんっ！　それに、我那覇さんまでっ!?」

以下略

23: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:11:58.96 ID:oO5GQChB0

===

「まったく、酷い目にあった！」

以下略

24: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:14:47.32 ID:oO5GQChB0

「だからってな、いきなり襲われた方の身にもなってみろ。
　有無を言わさず、二匹の巨大な毛玉に後ろから押し倒されてだな……。見ろ、顔中ヨダレでベトベトだ」

　そう言って自分の顔を指さすプロデューサーに、

以下略

25: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:17:14.90 ID:oO5GQChB0

　その余りにも異様な懐かれっぷりに狼狽えながら、
　プロデューサーが隣に立つ千早へと聞く。

「なぁ千早。俺ってそんなに骨臭いかな？」

以下略

26: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:19:21.10 ID:oO5GQChB0

「あー……二人とも、ちょっといいかしら」

　すると伊織が、そんな二人の間に割って入って。

以下略

27: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:21:31.75 ID:oO5GQChB0

「なぁ伊織、怪しい関係ってどんな関係のこと？　怪しくない関係も、あるの？」

　だが、伊織はそんな響のことを呆れた顔で一瞥すると、

以下略

28: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:23:42.05 ID:oO5GQChB0

　プロデューサーがそう言って、もう一度ポリポリと頭を掻く。
　そうして今度は、千早が彼の後に続いて話し始めた。

「この公園にレストランがあることは、二人だって知っているとは思うんだけど」

以下略

29: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:25:58.55 ID:oO5GQChB0

　そうして自慢気に両腕を組んだプロデューサーに向けて、響が一言。

「……本人が良いなら構わないけど、それって読み終わった後で、余計に空しくなるだけなんじゃ」

以下略

30: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/08/27(土) 12:27:45.22 ID:oO5GQChB0
>>29訂正
×「おいおい伊織ぃ、忘れたのか？　千早は今、あずさと一緒に暮らしてるんじゃあないか」
○「おいおい伊織ぃ、忘れたのか？　千早は今、あずささんと一緒に暮らしてるんじゃあないか」

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