過去ログ - 神崎蘭子「大好きっ!!」
1- 20
348:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 22:06:43.21 ID:ckQ0GSngo


 「――ただいま」

 「くぅ……」

 「あ、お帰りなさ〜……Pさん、私というものがありながらっ」

 「いや、茄子。誤解だから」


時計の針が中天を指そうとする頃。
蘭子をお姫様抱っこしたまま帰宅した彼を前に、口元を手で覆う。
茄子は――旧姓、鷹富士茄子は――おどけるように舌を出した。

 「なーんて、冗談ですよ。豪華なお土産ですねー」

 「先に寝ていてよかったのに」

 「何だか良い事起こりそうな気がして、わくわくしてたんです♪」

手招かれるまま、蘭子の身柄を茄子へ引き渡す。
わーとかほーだとか零しながら、茄子は安らかな蘭子の寝顔へ頬ずりした。

 「ずっと前から、一度抱き枕にしたいと思ってたんですよー。ありがとうございます!」

 「いや、あの、別にそういう訳じゃ」

 「うむ……んん……? 約束の女神……?」
 (……茄子、さん?)

 「さぁさぁ蘭子ちゃん。お疲れのようですし、まずは一緒にお風呂に入りましょうか♪」

 「…………ん……む?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
432Res/238.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice