過去ログ - 卯月「私、頑張ります。頑張り続けます」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:37:32.47 ID:YjlBe36W0
キャラ崩壊あり。
鬱要素あり。
書き溜めあんまり無いんで亀更新。
ちょこちょこ投下していきます。

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2:名無しNIPPER[sage]
2016/08/28(日) 02:38:05.14 ID:cw8jZxUl0
C


3:名無しNIPPER[sage]
2016/08/28(日) 02:38:32.24 ID:zn0f/w9Do
頑張らなくていいから(良心)


4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:38:33.88 ID:YjlBe36W0

シンデレラプロジェクト。

老舗芸能プロダクションである346プロのアイドル部門が立ち上げた新企画。

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:40:51.46 ID:YjlBe36W0

同時刻、摩天楼の最上階に位置する部屋。

薄暗く月明かりのみが部屋に差し込んでいた。

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:42:19.14 ID:YjlBe36W0


5年前


以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:43:14.73 ID:YjlBe36W0

卯月(私の失敗のせいでプロデューサーさんに迷惑をかけちゃった……)

卯月(これ以上迷惑をかけないために頑張ろうって、頑張りたいって思ったけど、プロデューサーさんには調子が悪そうだから帰ったほうがいいって言われちゃった……)

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:44:18.35 ID:YjlBe36W0

家について夕食を済ませ、お風呂に入った後、私は自分の部屋でベットに入り目を瞑っていた。
だけど眠れない。
早く眠らないといけないのに眠れない。
1時間はそうしていたかもしれない、私は部屋の明かりをつけ何気なく雑誌を手にしてパラパラとめくる。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:45:20.56 ID:YjlBe36W0

その時、私の思考を遮るように携帯から着信音が流れ始めた。

卯月(あ、凜ちゃん)

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:46:18.68 ID:YjlBe36W0

凜ちゃん、私を心配してくれて連絡をくれたんだ。
凜ちゃんは今…………トライアドプリムスのお仕事もあって忙しいのに。
そう考えたときに、またモヤモヤが溢れ出してきて、胸の奥がほんの少しだけチクリと痛かった。

以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:47:37.71 ID:YjlBe36W0

次の日、私は346プロの前でプロデューサーさんが来るのを待っていた。
昨日は迷惑をかけてしまったし、私が思いついたことを聞いてもらおうと思ってこうやって待っている。
しばらくすると、プロデューサーさんの姿を見つけ、私は少し小走りでプロデューサーさんに近づき挨拶をした。

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:49:14.22 ID:YjlBe36W0
P「?」

卯月「実は私、養成所に戻ってレッスンをやり直したいと思うんです」

言ってしまった。
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:50:00.30 ID:YjlBe36W0
許可を貰った私はそのまま歩き始める。

P「島村さん? どこに行かれるのですか?」

卯月「今から養成所に行って基礎レッスンをしようと思うんです」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:51:04.34 ID:YjlBe36W0

卯月「はぁっ、はぁっ」

養成所での基礎レッスンに一息をつける。
今日は1日レッスンを受け続けていて、もう夕方になっていた。
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:51:53.08 ID:YjlBe36W0
卯月(きらりちゃんと愛梨ちゃんのとときら学園の記事だ)

卯月(莉嘉ちゃんにみりあちゃん。杏ちゃんとかな子ちゃんと智絵里ちゃんも特集されてる……)

卯月(きらりちゃんと杏ちゃんは新しい特設コーナーのあんきらンキングがすごい人気。二人のMCはお互いをフォローしあって安定感のあるMC、同い年でありながら何もかもが正反対の二人のギャップがさらに人気を呼んでいる……かぁ)
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:53:23.96 ID:YjlBe36W0
ドクンと一際大きな音が私の胸から鳴ったと同時に、携帯の着信音がレッスンルームに響き渡った。
携帯の画面を見る、未央ちゃんだ。
私は携帯の画面を見ながら少し躊躇していた。
どうしてかは分からなかった、だけど未央ちゃんからの電話をすぐ取ることができなかった。
それから10秒くらい経って、私は電話を取った。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 02:55:06.74 ID:YjlBe36W0
今日はこのへんで。


18:名無しNIPPER[sage]
2016/08/28(日) 12:11:58.27 ID:DoZnZwRYO
 【このスレは無事に終了しました】

  よっこらしょ。
     ∧_∧  ミ _ ドスッ
     (    )┌─┴┴─┐
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 12:53:58.22 ID:YjlBe36W0

あれから数日、私は毎日養成所で基礎レッスンを繰り返していた。
レッスンを続けて体力をつけて、自分にも出来ることを見つける為に。
レッスンをしていれば何かが見つかると思いながら。
そうやってレッスンを続けていたある日、養成所の扉が開き人が入ってきた。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 12:54:46.07 ID:YjlBe36W0

つい口から出てしまった言葉に少し戸惑う。
私は今順調にやれているのかと。レッスンをただがむしゃらに行っているだけなのにそれが順調といえるのかと。
つい口に出してしまった言葉を上書きするように、私は本当に思っている言葉を口にする。

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 12:55:33.79 ID:YjlBe36W0

さらに数日がたち、私はまだ養成所で基礎レッスンを繰り返していた。
レッスンを繰り返してもまだ見つかっていない。
自分のやりたいこと、自分が何を出来るのかと。

以下略



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