11:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:45:57.52 ID:MJwQNYFp0
手を挟みそうになった瞬間。急にかかっていた力はなくなり、戸は閉まる直前で静止した。
俺は再び戸を開けた。
戸の前にはやはり誰もいない。
視線をずらした。下の階に続く階段が見える(俺の家は二階建てで、部屋は二階にあった)。
暗い階段の陰で、壁に寄りかかっている『何か』が見えた。
と思ったとき、俺の体はすくんで身動きが取れなくなった。
このときになって、『怖い』という感情がみるみる湧き上がってきた。
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