14:名無しNIPPER[sage]
2016/08/29(月) 00:36:41.20 ID:CyJKOErTO
風俗嬢「……さて! 話すだけ話したから、今度はさなちゃんに話してもらおっかな?」
女「え、っ……や、そんなこと」
風俗嬢「どーしてまたこんな店を選んだのかなー? ふっふふ、恥ずかしがらなくてもいいんだよ?」
風俗嬢「それともなあに……? 言えないくらい恥ずかしーのかなー? んふふっ……」
女「やあ、んっ……! やっ、ふぁあ、耳舐めないでっ、胸触っちゃっ……」
風俗嬢「やめないって言ったらー? このまま始めてもいいんだよー……?」
女「んう、わかったっ、わかったからあ……話す、話すから、……」
風俗嬢「んふふー。さなちゃんらしからぬ素直さ、よろしー!」
風俗嬢「……でも。これからたっぷり可愛がってあげちゃうのに。先が思いやられるなー……ふふっ」
女「…………っっ……もう。強かなんだからなー……昔から」
風俗嬢「お褒めにあずかり光栄でーす!」
女「……大学から?」風俗嬢「もちろん!」
女「…………面白いことなんて、何もないよ。何も変わらない」
女「大学に入ったら、こんな私も変わるかと思った。変われるかな、って思った」
女「でも、孟母三遷なんて大ウソ。本当に、惰性だった」
女「彼氏は出来たよ。同じサークル。セックスだってした」
女「はっきりとは別れなかったから、今でも一応付き合ってるのかな」
女「……トプ画は、知らない女の人とのツーショットだけどさ」
女「頑張る努力なんて、何もしてこなかった。私は、そういう人間だった」
女「ただ夢を見て、ぼけっと生きてれば、いつか夢は叶うだろうって――ないしは、忘れられるだろうって」
女「……気付いたらもう20半ば。何のために生きてるのか、分からなくなってきた」
女「でも、もちろん死ぬ勇気もない。こうやってズルズルぬるま湯に浸かってるのって、やっぱり気持ちいいから」
女「……今、好きな人がいるんだ。職場の同僚」
風俗嬢「………………」
女「…………たっくんの時と同じ。憎らしいと思うようには、ならなくなったけど」
女「本音を言う勇気はないの。それで、なんとなくイライラしてたの」
風俗嬢「それで何かを変えたくて、あたしのとこに電話したの?」
女「……そう。でも結局、したのは昔話だけ……虫のいい話なんだよね。変わろう変わろうと思ってるくせに」
女「他人にそれを頼ってちゃ、世話はないよ。……自分を変えられるのは、自分だけなんだ」
女「誤解しないでね。気にしなくてもいい。きっとあーちゃんじゃなくても、同じことだったから」
風俗嬢「……ふうん」
風俗嬢「でも、さ」
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