過去ログ - ダージリン「ペコの下剋上。つまりペ剋上ね」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/08/30(火) 01:09:09.92 ID:if5m+h/Mo

アンチョビ「すまない」

ダージリン「いえ、気になさらなくて結構よ」ウフフ

ダージリン「………………」

ダージリン(でもそれはそれとして…………)フム

まほ「どうした?ダージリン」

ダージリン「ちょっと気になることがあってね」

まほ「気になること?」

ダージリン「……ええ。ペコは継続高校のミカさんとすでに接触していた。それならば私たちより早くアンツィオに来れるはずがないわ」

まほ「?そんなことないだろう。かなり前に約束を取り付けていただけの話じゃないか?」

ダージリン「聖戦の場合、それは無理よ。聖戦で戦うことが決まった日から交渉が許されるの。つまり、聖戦が行われると決まった日以前の交渉は反則になるわ」

まほ「なるほど……」

ダージリン「だからこそ不思議なのよ。どうして私たちより先に継続とアンツィオに接触できたのか。学園艦に乗っている以上、好きに動けないはずなのに……」

まほ「電話で交渉したんじゃないか?」

ダージリン「いえ、聖戦の絶対的ルールとして、チームメイトを勧誘する際には直接会う決まりがあるの。電話などの通信手段は禁じられているわ」

まほ「手紙もダメなのか?」

ダージリン「ええ。デジタルアナログ関係なくダメね。だから伝書鳩も禁止」

まほ「伝書カニならどうだ?」

ダージリン「きっと相手に届かないわ。あの子たち足遅いもの」

まほ「うむ……美味しいんだがな……」

ダージリン「……しかしそうなると、一体どうやってアンツィオに…」

アンチョビ「?なぁ、二人して何をコソコソ喋ってるんだ?」

ダージリン「ごめんなさい。今大事なところなの。少しそっとしておいてくださる?」

まほ「しーっ」

アンチョビ「急に人んち来ておいて何言ってるんだ!?」

ペパロニ「ドゥーチェ〜。ここは家じゃないっすよ?広場っす」

アンチョビ「知ってる!でもなんかわかるだろニュアンスで!」

まほ「……もしかして二人別々に行動したのではないか?オレンジペコさんとアッサムさんがそれぞれアンツィオと継続に行った」

ダージリン「いえ、交渉の際は総大将が直接出向かなくてはならないからそれはありえないわ」

まほ「だとすると……単純に我々より動きが早いと考える他ないな」

ダージリン「ええ。でも学園艦という縛りの中、先回りすることなんて…………あ」ハッ

まほ「どうした?」

ダージリン「……もしかしたら…………」


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