過去ログ - ダージリン「ペコの下剋上。つまりペ剋上ね」
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4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/30(火) 00:39:43.75 ID:if5m+h/Mo

女生徒A「それは……もちろんペコ様も素晴らしい方だと思います。一年生でありながらダージリン様の隣に座られても違和感がないのですから。しかしダージリン様以上とは……」

女生徒B「あなたも知っているでしょう?ダージリン様がおっしゃった格言が誰の言葉なのか、ペコ様は全てお答えになられるのよ?」

女生徒A「!」

女生徒B「ダージリン様が誰の格言をおっしゃるのか、事前にわかるはずないのに全て答えているということは、ダージリン様以上の知識がおありになるからです!」

ダージリン「!!!」

ダージリン(確かに……ペコが誰の格言かを訊ねてくることは無いわ……)

女生徒B「それに最近、ダージリン様の発言に対し、『はいー?』と、若干呆れたような返答をなさるのをご存じないかしら?それをダージリン様がお叱りにならないということは、ダージリン様もペコ様を同等以上と深層心理で認めているのですわ!!」

女生徒A「う……」

ダージリン(そうなんですの?私の深層心理がいつの間に……)

女生徒B「……反論は?」

女生徒A「だ、ダージリン様はお美しく……」

女生徒B「ペコ様は可愛らしいですわ!」

女生徒A「……………ダージリン様はカリスマ性があります!」

ダージリン(あらあら。気持ちのいいことをおっしゃる子ね。頭を撫でて差し上げたいですわ。しかし、今のこっそり傾聴状態ではあの子の前に姿を見せるわけにはいかない)

ダージリン(ならばせめてこの場所から、遠近法を利用して擬似ナデナデしましょう)ナデナデ

女生徒B「確かに、ペコ様にダージリン様ほどのカリスマ性はありません。しかし、彼女は賢く優秀でありながら、その容姿と愛らしさにより、つい守ってあげたくなる存在です。また努力家の一面もありますから多くの生徒から支持を得るでしょう。それは結果として皆さんの上に立つ人物に相応しいと言えるのではないでしょうか?」

ダージリン「………………」

女生徒A「う……言い返せませんわ」

ダージリン(……であればナデナデはおしまいですわ。アデュー)サッ

女生徒B「……納得していただけたようでなにより」ニッコリ

女生徒A「…………そうね。私も今日からペコ様派に回るわ」

ダージリン(ペコ様派?)

女生徒B「ありがとう。これでまたペコ様派が増えたわ。このまま順調に行けばダージリン様派を上回りそう。そうなれば今のダージリン様のポジションに付くのはペコ様……そしてペコ様の位置にダージリン様がつく、と」

ダージリン(あら?)

ダージリン「……………………」


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