過去ログ - 【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活三日目
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537: ◆z07gL4YySg[saga]
2016/10/02(日) 23:30:26.89 ID:z1qNyoyS0
鴉「だけど……私は守れなかった。お前を。騎士として、絶対に守ると約束したのに。結果、見殺しにした」

輝夜「……見殺しなんかじゃないわよ」

鴉「お前がそう言っても、私は見殺したんだ。輝夜は優しいからな、私を傷つけないように言ってくれてるんだと思うが……」

輝夜「ちょっと、何一人で進んでんのよ!決めつけないでよ!」

鴉「だからきっと……輝夜は私に――」

鴉が静かに淡々と言葉を続けていく。途中まで言葉を言っていると、いきなり輝夜が言葉を被せてきた

輝夜「失望した、だから私の事を嫌いになった。なんて言おうとしてるのかしらね?」

鴉「……よく分かったな」

輝夜「何時も一緒に居たんだから、何となく言おうとしてる事ぐらい分かるわよ」

鴉「そうか……だから――」

輝夜「私、鴉が目の前で苦しんでるの見てね……何か怖くなっちゃったのよ」

鴉「……輝夜?」

輝夜「んー……頼り切ってたっていうか、安心しきってたのかしらね。鴉ならきっと妹紅を正気に戻してくれる。倒してくれるって」

鴉「……悪い」

輝夜「妹紅が向かってきたときに逃げたり弾幕で応戦したりしたらよかったのかもしれないけど……なんか、動けなかったのよね……私、弱くなったわね」

鴉「ああ、そうなのか……だったらどれもこれも私が弱いから。だからお前を見殺しに――」

輝夜「ねえ、鴉言っておくけど私」

鴉「……んだよ」


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