過去ログ - 【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活三日目
1- 20
540: ◆z07gL4YySg[saga]
2016/10/02(日) 23:34:49.31 ID:z1qNyoyS0
――――

――



〜永琳の部屋〜

鴉「……永琳さん、居ますか?」

永琳「あら、鴉。入ってどうぞ……って、姫様も」

輝夜「あら、私が居ると何か悪い事でもあるの?それだったら部屋の外で待ってるけど」

永琳「いえ、逆にいてくれた方が都合がいいです……それじゃあ鴉」

鴉「……はい」

永琳「妹紅の襲撃から永遠亭を守ってくれてどうもありがとう、感謝するわ」

鴉「……ありがとうございます」

永琳「何回も同じことを言うのは私好きじゃないのよね、だからさっさと言っちゃうけど――」

輝夜「蓬莱の薬を飲んでもらうわ……みたいな?」

永琳の言葉を遮るように、輝夜が先に言葉を言う

永琳「……さっきの話聞いていたんですか、姫様の手がぴくぴく動いてたので起きているとは思いましたけど……」

輝夜「ええ、背中に背負っている私はどういう事?みたいなこと話している時ぐらいからね」

鴉「えっと……ちょっとどういう事ですかね?」

永琳「ただ、蓬莱人になりたくないとか言われる前にもう決定させておこうかと思ったのよ、それだけ」

鴉「はあ、輝夜からもさっき罰として言われましたし。それで、私も決めましたし……私、もし輝夜が私に罪を背負って欲しくないとか言ったらどうしたんですか?」

永琳「言ったとしても本心である訳無いじゃない、そんなの。私だって分かるわよ、日頃あんなにいちゃいちゃして」

輝夜「……見透かされてるわね」

永琳「ええ、分かりやすい位に。兎に角、姫様には蓬莱の薬を作るのを手伝って貰いますよ、一刻も早く飲ませますので」

輝夜「分かったわ、それじゃあ早速……」

永琳「……姫様、気づいてないかもしれませんけどもう、真っ暗ですよ?疲れてるでしょうから今日はもう寝てください……あ、そうだ鴉」

鴉「え、あ、はい。何でしょうか?」

永琳「正直、まだ私は貴女を少し許せないでいるわ」

鴉「……」

永琳「だから……その分、姫様をお願いね?永遠に、守って頂戴ね?」

鴉「……っ!それ、さっき輝夜に言われましたよ」

永琳「あら、本当……なんか姫様に言葉取られてばかりな気がするわね」

輝夜「うふふ、たまたまよきっと。それじゃあ鴉、一緒に行きましょ!」

鴉「おう、分かった……それじゃあ永琳さん、失礼しました」

一言、永琳にそう言って輝夜と共に部屋に戻っていく


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/371.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice