過去ログ - 【安価とコンマ】行き当たりばったり幻想郷生活三日目
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◆z07gL4YySg
[saga]
2016/12/27(火) 23:44:35.81 ID:v49CTv6A0
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先ほどの会話から大体一時間ぐらい。鴉はやり遂げたようにふぅ、と息をついた。
鴉「……こんな感じか?」
輝夜「そうそう!これよこれ!ありがとね鴉!」
鴉「にしても、どこのお菓子だこれ?見よう見まねで作ってみたから本当にこれで合ってんのかも良くわかんねえし……「ぽっきー」だっけか?」
そういって、自分が作ったお菓子を不思議そうに摘み上げる。
鴉「プレッツェルに薄くチョコをコーティング……案外難しいもんだな、あれ」
輝夜「でもでも!とても美味しそうじゃない!さっすが鴉!永遠亭専属料理人!」
鴉「おう、あんがと……それじゃあ、ほれ。一口どうぞ」
先ほど摘み上げたポッキーを輝夜に向ける。それを見て輝夜は少し嬉しそうにしながら。
輝夜「あら、今日は珍しく鴉があーんってしてくれるのね……いただきまーす。あむっ」
あーん、と口を開けて鴉が持っているポッキーを食べる。
鴉「ちょっ!い、いきなり食べんな!」
そんな言葉を無視し、輝夜はポッキーを小気味よい音と共にサクサクと食べていく。そう、まるで小動物のリスのように。
鴉「…………」
輝夜「……何ぼーっとしてんのよ、鴉」
鴉「え、あ……な、何でもねえよ」
輝夜「ふーん……あむ」
ポッキーを食べ終わった輝夜は少しポッキーの粉がついた鴉の指をいきなり――しゃぶり始めた。
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