過去ログ - 高峯のあ「高峯のあの事件簿・ユメの芸術」
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38: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2016/08/30(火) 22:56:37.43 ID:/ACgAhYs0
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東郷邸・中庭

亜季「いいのでありますか」

のあ「私は疑えとは言ってないわ。赤西瑛梨華に護衛をつけてくれ、と言っただけ」

亜季「それなら、了解であります。警部補殿を通じて、人を派遣するであります」

のあ「ありがとう。真奈美の知り合いは他には」

真奈美「いない。芸能関係者は、ここには二人だけだ」

のあ「例えば、そこの彼女とか」

亜季「藤原肇殿でありますな」

真奈美「中庭に窯があるのか?」

のあ「陶芸家なのかしら」

亜季「ええ。既にデビューしているそうであります」

真奈美「聞いてみるとしよう」

のあ「失礼、お話を聞いていいかしら」

藤原肇「……」

藤原肇
東郷邸の住人。とある窯元の跡取り娘で、陶芸家。別の世界を知るべき、ということで家から出された。

のあ「藤原肇さん?」

肇「うるさいです。黙っていてください」

のあ「事件の調査をしているの。少しだけ、でも」

肇「大切な火を入れているところなんです!後にしてください!」

真奈美「のあ、撤退しよう。陶芸家の集中時だ」

のあ「ええ……ごめんなさい、お邪魔したわ」

肇「……」

亜季「朝は証言してくれたそうでありますが」

のあ「タイミングが悪かったわ。出直しましょう」

亜季「そうでありますな。アリバイは他の住人と同じであります」

のあ「お邪魔のようだから、次に行きましょう」

亜季「了解であります。キッチンで食事の準備をしているであります」



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