過去ログ - ダイヤ「あ、この写真…。」
1- 20
18:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 19:04:48.18 ID:zsoczlY00
汗が付くといけないから、薄着の上から袖を通す。そう、これを着て踊ったのだ、新生Aqoursで。

――――トクン

不思議な、それでいて甘い高鳴りが胸を突く。

甦るのは、蒸し暑い、やけに花火がうるさかったあの夜の―――――

――違う。薄暗い、それでいて溢れんばかりの光があった、あの舞台袖。3人で手を重ねた、あの瞬間。
鞠莉の無理をした笑顔。果南のつらそうな横顔。幕が開いた後の、永遠にも感じられた、あの静寂。

ダイヤ「……。」

やめておけばよかった。どうして、まだ。この前は大丈夫だったのに。


ダイヤ「どうして…っ!一緒に踊って、歌って、練習して、何が足りないんですの…っ!?Aqoursは復活したのに!!」

衣装を押し入れに投げ込んで、戸を閉めた。
よろよろと椅子に座り込んで、頭を抱えた。

ルビィは、その日呼びに来なかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
64Res/62.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice