51:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:48:50.72 ID:zsoczlY00
ルビィ「お姉ちゃん、そんな!」
ダイヤ「ですが!!」
ルビィ「え?」
ダイヤ「誰かさんによればわたくしは『欲張り』らしいので…。」
頭を上げて、腰に手を当てる。胸を張って、大きな声で。
ダイヤ「ぜーんぶ、いただきますわぁ!」
宣言と同時に、妹を抱きしめる。
ルビィ「ピギィ!お姉ちゃぁん!」
ダイヤ「うふふ、そうと決まればやることは多いですわ!3人での曲も作って、9人での曲もマスターして!
あ、姉妹曲なんてのも悪くありませんわね!梨子さん曲作ってくださいます?」
梨子「ふぇ!?は、はい!」
ルビィ「お、お姉ちゃん苦しいよぉ!えへへ…。」
言葉とは裏腹に幸せそうなルビィを解放し、果南と鞠莉の手を掴む。
ダイヤ「さっそく打ち合わせですわ!時間は止まってはくれませんわよ!無事に終わったら、次は9人で目指せラブライブ!ですわあ!」
果南「ちょ、ダイヤ速い速い!」
鞠莉「転んじゃう!転んじゃう!」
ぽかんとする6人を置いて、2人を連れて部室を飛び出す。ああ、今日はどこで打ち合わせをしようか。またパフェもいいかもしれない。
そうだ、今度はルビィも連れてこよう。ユニットの仲間の花丸でもいい。千歌とゆっくり話をする機会も必要だろう。
うふ、ふふ。あはは。思わず口を開けて笑ってしまった。こんなに思いっきり笑ったのはいつ以来だろうか。ああ、幸せだ。
果南「……あは。」
鞠莉「……ふふっ!」
2人も諦めて一緒に走ってくれる。そう、どこまでだっていける。この2人と一緒ならどこまでも。
そしてあの6人と一緒なら、さらに上まで。
私はスクールアイドル、Aqoursの黒澤ダイヤ。今も、昔も。
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