過去ログ - モバP「第二の無人島事件」
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2: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/09/02(金) 14:58:03.55 ID:3d+WGG4nO


ざざーん、ざざーん


心地良い波の音が遠くから聞こえる。
目の前に広がっているのは、綺麗な砂浜と透明な海。
太陽は少し雲に隠れ、遊ぶには絶好のシチュエーションだ。


…もう少し、一部の人が落ち着いていれば。


「わぁお、きれーなオアシスだねー!」


「オアシスって砂に囲まれてるんじゃなかった?」


「じゃー世界レベルで見れば海は全部オアシスだねー」


「せやな…あーん日焼け止め忘れたーん。誰か貸してー」


「全く、世話の焼ける子達ね…はい、失くしちゃダメよ」


隣ではフリーダム三人の年上とは思えない間の抜けた会話。
そしてさらに少し離れたパラソルの下では…


「文香さん、早く泳ぎに…その本の山は?」


「ありすちゃん…私の分まで、海を満喫して来て下さい…」


「折角の海なんですから…プロデューサーからも何か言って下さい」


「よくそんなに本抱えて来れたな」


「まったくです、だから電子書籍にしましょうとあれ程…ではなくて!」


何故か大量の本の山に囲まれたこの場の最年長アイドルと最年少アイドルが騒ぎ。
プロデューサーは既に疲れたのか割と投げやりになっている。
…プロデューサー、結構筋肉あるね。
鍛えてるのかな。


お前たちの守るために、と前に言っていたのを思い出す。
ちきんとジムに通っていた様だ。
なんだかんだ少し嬉しい。


そして更に離れた場所では。
トライアドプリムスのメンバー、神谷奈緒が…


「おぉ、ここがフルボッコちゃん6話水着回の…この光景アニメで観たぞ!」


よく分からない事ではしゃいでいた。
アニメの話だから周りに聴かれたくなくて離れたのだろうけれど、声が大きくて聞こえてきている。
ここへ来る時に目をキラキラさせていた奈緒を見ていた全員は、もう大体察しているけれど。





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