過去ログ - モバP「第二の無人島事件」
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4: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/09/02(金) 14:59:24.60 ID:3d+WGG4nO





「疲れた…」


我ながら恥ずかしい位はしゃいでしまった。
泳いだ後はかなり身体が重い。
棒になった足を引きずりながら宿泊先へと向かう。


私は奈緒と。
文香はありすちゃんと奏と。
プロデューサーは一人。
残り二人のフリーダムで一つ。
系4つのコテージに、それぞれ一旦別れた。


鍵を使って開ければ、正面には広大な海が広がる綺麗な部屋。
ジャグジーやアロマディフューザーも完備。
それだけで、再びテンションが上がる。


「おおお…ここはあのフルボッコちゃんが…」


隣で感銘を受けている奈緒をしばらく自由にし、パパッとシャワーを浴びる。
据え置きのアメニティもとても高そう。
メーカーは…S.I?聞いた事が無い。
兎も角さっぱりし着替えると、奈緒はベッドにダイブしていた。


「ふかふかだ…っ?!もう上がったのか?!」


「はいはいお姉さんを自称するならもう少し落ち着こう?シャワー浴びたら?」


顔を赤くした奈緒がシャワーを浴びている間、私はのんびりと夕焼けを眺める。
水平線へと沈んでゆく太陽。
卯月や未央にも見せてあげたかったな。


上がった奈緒と紅茶を淹れて一息吐き、ダラダラと過ごす。
あぁ…最近、忙しかったな…
電波も無いし、完全に俗世から切り離されている。
何も考えずにゆっくり出来る事が、こんなに幸せだとは。


しばらくして、コンコンとドアがノックされる。
鍵は掛けてないよーと返すと、プロデューサーが大きなクーラーボックスを担いでいた。


「おーい、起きてるかー?そろそろ夕飯作るぞ」


「寝てないよ、奈緒じゃないんだから」


「お、おまっ!あたしをなんだと思ってるんだ!」


何となくカーテンを閉めてからコテージを出ようとする。
ふと見れば、空はさっきよりも雲で包まれていた。







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