過去ログ - 雪穂「海未ちゃんと私」
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5: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 16:57:08.42 ID:6ZZ8c9PUO

気持ちは嬉しいけど、今日は会いたくなかったかな、昨日の事もあるし。そんな時、ただいまーってお姉ちゃんの声。そのすぐ後にお邪魔しますと海未ちゃんの声。どうやら今日はつくづくツイてないみたい。

 「海未ちゃん来たみたいだね」

以下略



6: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 16:57:47.82 ID:6ZZ8c9PUO
 「雪穂、どうしたの?急に顔が赤くなったけど・・・、はっ!?もしかして熱が上がった!?どうしよう!?雪穂が死んじゃう!」

 「いや、死なないから」

 「えっ!?雪穂大丈夫!?」
以下略



7: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 16:58:31.17 ID:6ZZ8c9PUO
質問する時も直球な亜里沙。どうやら少し、オブラートに包む、という言葉を教えた方がいいかも知れない。でもこれが亜里沙の所でもあるんだよなぁ。というかどうやって誤魔化そうか、

 「え、えーとそれは・・・」

目が泳ぐ私。じっと私を見つめる亜里沙。
以下略



8: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 17:00:46.07 ID:6ZZ8c9PUO
 「ふぇっ!?ななななんで急に!?」

 「熱が出てないのに顔が赤くなったのならそういう事なのかと思いまして」

 「うっ・・・、まあでも亜里沙は脈無しなんだよね・・・」
以下略



9: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 17:01:21.87 ID:6ZZ8c9PUO
 「確かに、初めから無理だと決めつけて諦める事はとても楽なことで、これ以上余計に傷付くこともないでしょう」

 「ですが、ここで諦めてしまえば、今より良くなる事は絶対にありえないんです」

 「それでもあなたは、雪穂は諦めてしまうのですか?」
以下略



10: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 17:02:06.27 ID:6ZZ8c9PUO

 私が言い終わるのと海未ちゃんが私の頬を叩くのはほぼ同時だった。

 「それ以上自分を卑下するのはやめなさい!私とあなたは別人なのですから違って当然でしょう!」

以下略



11: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 17:02:50.41 ID:6ZZ8c9PUO
突然聞こえる亜里沙の声。驚いて声がするほうを見ると、いつの間にかお姉ちゃんと亜里沙が戻ってきていた。

 「雪穂の良い所はいっぱいある!だから・・・、だから自分をそんな風に言わないで!」

 そんな事言われたら私には何も言えない。だって亜里沙の目が本当だって言ってるから。
以下略



12: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 17:03:29.04 ID:6ZZ8c9PUO
 「まあまあ海未ちゃん、そこは察してあげようよ」

 「はあ・・・?」

にやにやしてるお姉ちゃんと、何がなにやらといった感じの海未ちゃん。フォローしてくれるのはありがたいけど、そのフォローの仕方はやめてほしかったな。亜里沙って変な所で鋭いし。
以下略



13: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 17:04:18.47 ID:6ZZ8c9PUO
 「まあまあ海未ちゃん、そこは察してあげようよ」

 「はあ・・・?」

にやにやしてるお姉ちゃんと、何がなにやらといった感じの海未ちゃん。フォローしてくれるのはありがたいけど、そのフォローの仕方はやめてほしかったな。亜里沙って変な所で鋭いし。
以下略



14: ◆mB0YkBUROE[sage saga]
2016/09/02(金) 17:05:07.21 ID:6ZZ8c9PUO
>>13
すいませんミスりました


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