101: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:06:41.95 ID:bKiWKF0C0
――カチューシャ軍総旗艦――
カチューシャ「見なさい!これがカチューシャ戦術の粋を集めた、最強の陣形よ!」
ノンナ「これは……驚きました。まさか、これほどの陣をお築きになるとは」
102: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:07:11.95 ID:bKiWKF0C0
――江東軍本陣――
エリカ「ああもう!なんなのよあの陣は!あんなのを築かれたら、こっちは手出しのしようがないじゃない!」
エリカ(それに、長期戦を続けるにはこっちの物資も心もとないし……)
103: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:07:38.08 ID:bKiWKF0C0
みほ「エリカさん、私もこの戦いが始まってから、お姉ちゃんに水戦について少しずつ教わっているんです」
エリカ「へえ、そうなの。……感心なことね」
みほ「ありがとうございます。それで、ちょっと思ったことがあるので、水戦のプロであるエリカさんに聞いていただきたいのですけど」
104: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:08:29.51 ID:bKiWKF0C0
みほ「矢、足りてないですよね」
エリカ「……!隊長から聞いたの?」
みほ「いえ、言ってみただけです」
105: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:09:45.33 ID:bKiWKF0C0
まほ「話はついたの?」
みほ「はい。こんなこともあろうかと、いろいろやっておきましたから」
まほ「いったい何をしたの」
106: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:10:30.24 ID:bKiWKF0C0
まほ「まさか、みほが大洗軍の軍師になるとは、驚いたわ」
みほ「うん。自分でも少し驚いてる。会長が直接登用しに来てくれたのもあるけど……やっぱり、どこかで自分の力を試してみたかったのかな」
まほ「そう……昔はやんちゃだったみほが、軍師の道を選ぶなんて」
107: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:11:06.16 ID:bKiWKF0C0
荊州兵「対岸から敵船です!」
アリサ「敵船?この陣に近づくなんて、バッカじゃないの!?」
荊州兵「いかがいたしますか?」
108: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:11:35.32 ID:bKiWKF0C0
ザザザザザザ!
みほ「うーん、さすがカチューシャ軍。惜しみなく矢を撃ってくるね」
まほ「まあ、物資は有り余っているだろうから」
109: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:12:03.95 ID:bKiWKF0C0
荊州兵「敵船、対岸へと引き返していきます!」
アリサ「あっははは!思い知ったか弱小め!」
110: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 06:13:11.13 ID:bKiWKF0C0
エリカ「隊長!みほ!」
小梅「お二人とも、無事だったんですね」
まほ「エリカ、小梅。……どうしたの?」
173Res/110.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。