149: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/10(土) 20:17:10.17 ID:bKiWKF0C0
ミカ「寝返りには、戦場の不確かなすべての要素が詰まってる。でもあなたはそれに気づかないのかい?」
カチューシャ「むぅ……どういうこと?」
ミカ「もし正確な日時を書いて、その日に寝返ることができなかったら、あなたはどう思うかな?」
カチューシャ「寝返りは嘘だったと思うわ」
ミカ「……そう。そうしたら赤星小梅は、江東軍にも戻れず、あなたの所にも行けず……運命に身を委ねるしかなくなってしまう。彼女ほどの立場の人間が寝返るという意味、よく考えてみるといい」ポロローン
カチューシャ「ふーん……たしかに、一理あるわね」
ノンナ「カチューシャ。間者から連絡です」
カチューシャ「あら、何かしら?」
ミカ(どうやら、軍議の様子を伝えに来たようだね)
カチューシャ「わかったわ!寝返り、いつでも受け入れてあげると帰って伝えなさい!褒美は思うがままよ!」
ミカ「そうだね。新しい出会いというのは、喜ばしいものだと思うよ」
ミカ(やれやれ。人生には大切な時が何度か訪れる。……ひょっとすると、今がそうなのかもしれないな)ポロローン
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