157:名無しNIPPER[saga]
2016/09/12(月) 01:29:04.80 ID:kcOCOWrQ0
西「おーい。そろそろ出てきたらどーだ?」
西の言葉を無視して抱えた膝に頭を乗せて蹲り続ける。
西「ったく……周波数変えてても触れられたらどこにいるかってのは分かるんだぜ?」
西が部屋を歩き回っているようだ。
やがて私の足に西の足がぶつかって、私がここにいることを気付かれてしまった。
西「やっぱいるじゃん。返事ぐらいしろよ」
私の隣に西が座った。
西「残念だったな、あいつ等生きててさ」
残念なんかじゃない、良かった。死んでなくて良かった。
西「まァ、次の機会だな。次はさっさと殺しとけよ、なんなら転送された時点で、いや、今から追って殺すのが確実かァ?」
馬鹿なことを言わないで。
西「まだだんまりかー? いくらなんでもそろそろ怒るぞ?」
うるさい。
西「はァ……どーせくだんねーこと考えてんだろ。人が死ぬ死なないとかさー」
うるさいうるさい。
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