175:名無しNIPPER[saga]
2016/09/13(火) 01:17:20.29 ID:ktrUN1VI0
取ろうとする寸前で、
私の首筋にあの寒気が襲った。
凛「っっっ!!」
未央「? どうしたの?」
二人の笑顔を見ていて収まっていたはずの何かが戻ってくる。
凛「……っ!」
卯月「あっ」
私は二人を振り切り走り出す。
もっと話していたかった。
二人の手を取りたかった。
だけどもう時間が無い。
転送するところを見られたら私は……。
頭の中がまたガンツ一色に染まる。
それだけじゃなくて、この前感じた気持ちが湧き上がってきている。
あの時、男達をこの手で撃ったときのあの気持ちが湧き出ている。
私はその気持ちを必死で押さえ込んだ。
押さえ込んで、押さえ込んで、押さえ込み続けて、
私の視界は切り替わり、ガンツの部屋に転送された。
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