231:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:54:31.01 ID:wmutTus80
凛「はぁ……私ってこんな人間だったんだね」
玄野「おい……何を……」
凛「ま、いっか。これも新しい自分の発見ってことかな」
玄野「だから……一体……」
私は無理矢理コイツを部屋の外に連れ出し、部屋の出口を開け外に投げ飛ばす。
玄野「おいッ!? 待……」
ガチャンと出口のドアを閉めた。
これでもう大丈夫。
私は再びガンツの前に戻り、黒い球体を優しく撫でる。
凛「ふふっ」
凛「これからは自分に正直に生きる、そう決めたからね」
凛「これからもよろしくね、ガンツ」
黒い球体に私の笑顔が映りこんだ。
それと同時に、私の中にあった誰かの笑顔が消えていった。
大事なものだったのかもしれない、だけど今の私にはこの黒い球体より大事なものは存在しなかった。
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