236:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 22:56:54.04 ID:wmutTus80
茶化し始める友達を適当にあしらって窓から校門のほうを見てみる。
確かに誰かいる。男の人だよね?
凛(誰?)
遠目から見るその男の人の姿は今まで見たことも無い人だった。
「何? どうしたの?」
「聞いてよ! 凛がカレシに迎えに来てもらってるんだよ! しかも、チョー美形のカレシに!」
「ええーー!! マジ!? どこどこ……キャー!! 何あれ! すっげーイケメン!!」
「でしょ! 凛ーー、あんなオトコをどこで捕まえたのよ! このーっ!」
私が窓の外から見ていると、友達が寄ってきて同じように男の人を見て勘違いを始める。
面倒くさくなってきたから鞄を持って教室を出る。
後ろからは私をからかうような声が聞こえ続ける。
凛(もう、勘弁してよ……)
私は学校を出て、私を待っているという男の人がいる校門まで歩いた。
凛(私を待ってるって何の用かな?)
凛(とりあえず少しだけ話を聞いてみよう)
1002Res/774.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。