238:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 22:58:54.42 ID:wmutTus80
そのまま帰ろうと足を進めると、男の人は着いて来て話しかけてくる。
「本当に少しだけでいいんだ。ダメかな?」
凛「私忙しいし、少しだけなら今話せば?」
「……君は黒い玉が置いてある部屋を、知ってるか?」
凛「……は?」
思わず立ち止まりそうになった。
「死者が集まってくる部屋」
立ち止まってしまう。
次に聞いた言葉で私は男の人の顔を見てしまう。
「ガンツって知らないか?」
凛「ガンツ……」
男の人を見ながら私の頭の中で高速で思考が巡っていた。
凛(この人、何? 何でガンツのことを知ってるの?)
凛(あの部屋でこんな人見てないし……まさか、他のガンツでゲームをやってる人?)
凛(西は他にもガンツはあるって言ってたし、情報共有もされているって言っていた。この人がもし他のガンツでゲームをしている人なら、私と情報を交換する為に来たという事……?)
凛(それなら、話して見ても……いや、そうじゃなかった場合は、ガンツの情報を私が漏らしたという事になって私の頭の爆弾が作動するかもしれない)
凛(この人がなんでガンツのことを知っているのか……それは分からないけど、今はわからないフリをしておかないとまずい……)
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