26:名無しNIPPER[saga]
2016/09/07(水) 21:08:42.67 ID:nkPm1PgN0
凛(ここって、地獄?)
凛(地獄だったら、私何か悪いことしたかな?)
凛(酷いよ神様、何で私がこんな目に合わないといけないの?)
凛(私まだ死にたくないよ……)
涙を流しながら空を見ていた。
珍しく星空が見える。
この星空が私の最後に見るものになるのかと思いながら空を見続けていると。
私の視界にこの世のものとは思えないほどの恐ろしい形相をした人の顔が飛び込んできた。
凛「……えぁ?」
浮遊感。
私の頭を掴まれて持ち上げられた。
どこか他人事のように思え、私は私を持ち上げている人に視線を向ける。
すごく大きな人。巨体にエプロンをつけ、アンバランスさが湧き出ている。
その顔色は緑色と人間ではありえない色をして、その形相は怒りに染まりきっていて、見るもの全てに恐怖を植えつけさせるような形相。
そして、その目は私に向けられ、何かを指差し叫び始めていた。
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