266:名無しNIPPER[saga]
2016/09/18(日) 22:35:37.41 ID:oYFwe+zG0
凛(これからはレーダーに集中)
私は視線をレーダーに固定して、左手の銃を下に向けて上トリガーを引く。
角度を少し変えてまた引く、どんどん引く、引き続ける。
敵はまだ近づいてこない。
数十回トリガーを引いた。次は下トリガーの指とレーダーに集中。
敵は高速で動いている。
レーダーの光点が凄い速さで動いている。
その光点がこちらに向かって動いた。
瞬間、私の指はトリガーを引いて、敵が襲ってくる方向に視線を動かす。
1秒、敵の姿が見えた。
2秒、私の体に敵の拳が当たっている、私は少しだけ飛んでその拳を受け入れる。
3秒、私の体は後方に吹き飛ばされた。敵を眼前に後方に吹き飛ばされる。
と、同時に今までいたビルの屋上が爆発した。
敵は爆発に巻き込まれて体制を崩している。
私は敵に向けている剣のスイッチをいれて。
一瞬で伸びた剣に敵は貫かれた。
『カハッ』
胸に刺さった剣を引き上げる。
『ゴッ……』
頭が割れて、血が飛び散った。
凛(あっ……綺麗な花みたい)
場違いな思考が訪れるが、すぐに思考を戻す。
凛「後、一匹」
襲ってくる快感に身をゆだねるのは最後の一匹を殺してから。
まだ、まだ早い。
脳内で何かが噴出しているが、それを抑え私は最後の一匹を殺すために空を駆けた。
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