362:名無しNIPPER[saga]
2016/09/25(日) 15:46:51.07 ID:ADXiSWap0
私の後ろからさっきの女の子二人の声が聞こえる。
「こ、怖かったよ〜〜、私食べられちゃうかと思っちゃった」
「あ、あんな怖い笑い顔してる人、アタシ初めて見たかも……」
その声に振り向くと、女の子達は全身を震わせて逃げていった。
凛「なんだろ……まあ、いっか」
特に気にせず私は歩く、人気の無い場所を探して。
そうして、あまり使われていないような階段を下り、電気が消えかけている一角を見つけた。
丁度壁に隠れるようになっていて、遠目から見ても気付かれることは無いだろう。
近くの壁には電気のスイッチもあった。
私は電気を消して、真っ暗になった一角に腰を下ろしてポケットに入れていたコントローラーを操作して透明になった。
壁に背を預け、私は転送されるまで待ち続けた。
凛(さあ、狩りの始まり)
凛(今日は皆殺しだ)
今日の狩りに想いをはせながら、転送されるまで闇の中で身を潜め続けた。
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