437:名無しNIPPER[saga]
2016/10/01(土) 04:47:04.55 ID:0t1AvvZr0
ピーーーーーーー。
……コイツの左腕についている機械のようなものから電子音が聞えてきた。
凛「……どうしたの? さっさとやりなよ……」
私を殺そうとしないコイツに疑問を抱く。
その間も、コイツの左腕の機械からピッピッっと電子音が鳴り続ける。
凛「…………? 何?」
何故何もしないのかと、この音はなんなのかと思っていると、コイツの体がグラリと揺れてゆっくりと倒れ始める。
凛「……え?」
ズウウンと私の横に倒れた。
そして気付く。
コイツの顔、私の剣がコイツの頭を砕き、中の脳が飛び出していることに。
コイツの眼は私を映していない。
凛「…………死んでる?」
死んでいた。
信じられないが、最後の最後、ほんの少しだけ押し込んだ剣がコイツの脳を破壊したのだろう。
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