455:名無しNIPPER[saga]
2016/10/01(土) 20:45:02.12 ID:0t1AvvZr0
これはかなり便利な装備だ。
パソコンはかさ張って片手が塞がってすぐ壊れるけど、これなら手を空けたまま敵の点数を確認したり、弱点を見ることも可能だ。
それに緊急時にロボットを転送することもできる。これは使える、そう思って、他に出来ることが無いかと調べる。
すると、バイザーの内側にパソコンの画面のほかにもう一つ小さな画面があることに気がつく。
そちらに意識を持っていくと、画面が切り替わり、モノクロの画面が大きく表示された。
凛「こっちは何に使うんだろう?」
画面内をよく見てみると、Lock on mode と小さく表示されていることに気がつく。
凛「……ロックオン。もしかして……」
私はガンツの部屋に戻り、銃を一丁持って、ケースに上トリガーを引いてみた。
するとバイザー内のモノクロの画像にケースが赤くロックオンと表示されている。
凛「ロックオンしたターゲットが分かるってことね。まあ、そこそこ使えるかな」
撃ち漏らしがなくなるのが分かる、結構便利だ。
凛「でも、これが意識するだけでロックオンできればもっとやり方が増えたのに…………」
言いながら、少し試していた。
奥の部屋のバイクを何気なくロックオンすると考えながら見てみると、バイクが赤くロックオンと表示された。
凛「……されちゃった」
意識を解除すると、ロックオンも外れる。
凛「……持ち帰って色々試してみよう」
そう考えて、私は新しく手に入れたバイザーを手にガンツの部屋を後にする。
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