490:名無しNIPPER[saga]
2016/10/02(日) 05:06:37.31 ID:H8pP8bHq0
敵は高速で動きながら私を斬りつけて来る。
「その服もあの服と構造は同じなんだろ?」
ハードスーツのレンズ部分を集中的に突いてくる。
数回攻撃されて、ハードスーツの右腕から、ドロリと液体が漏れ出して機能が停止した。
凛「!?」
初めてだった。
スーツを貫通する攻撃で破壊されるのじゃなくて、スーツの一部分のみを破壊されるのは。
私は右腕の部分をパージして、考える。
凛(コイツ、強い。しかもこのスーツのことを知っている、壊し方を知っている)
スーツに仕込んだ剣を取り出し、両手に持つ。
「剣か? もう銃で狙うのは諦めるのか?」
完全に楽観視していた。
ロックオンしてしまえば避けることは出来ない、そう思い込んでいた。
ロックオンが通じない相手もいるのだと考えを改める。
剣を両手に構え集中する。
「どーでもいいか。どうせ殺すんだからな」
凛「死ぬのはアンタだ」
「フン、ようやく喋ったか」
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