492:名無しNIPPER[saga]
2016/10/02(日) 05:08:08.97 ID:H8pP8bHq0
逃げた。自分が不利と判断した瞬間、逃げの一手を取った。
潔いくらいの判断、あの速さだともうエリア外まで逃げているだろう。
やっぱりガンツのことを知っている。スーツのこともそうだし、多分エリア外にいけないっていう事も知っているんだと思う。
普通なら逃げられてしまっただろう。前回までなら……。
私は落ちたバイザーを再び装着し、レーダーを起動した。
反応は……あった。
足に力を込める。ハードスーツの力を解放する。
私は一蹴りで空高く舞い上がり、夜の闇に消えた敵を探す。
レーダーを見ながら跳躍。
一回跳躍するごとに、大きく距離が縮まる。
1度、2度、3度、4度目で、私の視界に敵の姿が映った。
元の場所から30キロ近く離れたビルの屋上。
奴は傷口を縛ろうと、服を破っていた。
私は5度目の踏み込みで奴に超高速で接近し。
驚愕の顔を作った奴の胴体を真っ二つに切り飛ばした。
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