58:名無しNIPPER[saga]
2016/09/08(木) 23:43:32.45 ID:eYxaThCG0
黒スーツの人は本気で言っているみたいだ。
頭が痛い、何を考えてるの?
こんなワケの分からない状況、何の情報も無しにこれからどうするつもりなの?
さっきみたいな事はまだ続く。
多分、100点を取るまで。
今回で6点だったということは、17,8回近く今日みたいなことをやらないといけない。
何の情報もなしにそれだけの回数を?
無理。
絶対に無理。
聞かなければいけない。
感情を殺してでも、この少年に、この少年が知っていることを全部知らなければならない。
だけど、少年は私を見て少しだけ笑って、手に持った何かを操作して、その姿を消してしまった。
凛「なっ!?」
「消えた!?」
まずいっ!!
凛「ちょっとッ!! 待ってよッ!!」
私の焦りと対照的に妙に落ち着いた少年の声が部屋に響く。
「もうお前等に話すことは……無い」
凛「ッッ!!」
「ああ、最後に、帰ってもここの事は誰にも話さないほうがいいぜ。頭バーンだからなー」
その言葉を最後に、少年の声は聞こえなくなった。
そして、部屋の外で扉が開いて閉まる音がしてこの部屋には私を含め4人と一匹だけが残された。
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