587:名無しNIPPER[saga]
2016/10/08(土) 20:24:13.94 ID:WoG/bsx80
桜井「あッ、やっぱり渋谷さんも来たじゃないッスか!」
坂田「よっ、アンタが来ないんじゃないかって、この二人は涙ぐんでたぜ?」
超能力コンビに声をかけられて、改めて部屋を見渡すと、玄野のチームの7人、和泉、私と未央と卯月、あとパンダ。
前回と同じメンバーが集められていた。
凛「……一人じゃなくなるって、こういう事だったの」
私はこの状況をすぐに受け止められなかったけど、切り替えて今回の狩りのプランを変更する事にした。
凛(全部の獲物を二人に送ってもらう予定だったのに、これじゃあ……)
凛(この人たちに点数を譲ってもらう……そんな事もいえないし……)
凛(……なるべく多くの敵を早めに行動不能にして二人に送ってもらう。他の人とは違って飛行バイクがこっちにはあるんだ。範囲全域を探すのにも10分かからないくらいだから殆どの敵を送ることができるはず)
凛(やるしかないし、やってみせる。他の人には悪いけど、二人が解放されるまでは、根こそぎ点数は頂いていく)
凛(文句を言われたら、二人が解放された後は点数を優先的に渡すと約束して交渉をする。何とかいけるはず、そのためにもこの人たちと友好的にして、私へ不信感を持たないようにさせないと……)
私はこの人たちのリーダー、玄野に近づいてバイザーを取り手を伸ばす。
凛「私もこれからは一緒になるみたいだね。一緒に協力して全員で生き残ろう」
玄野「あ、ああ。あらためて宜しくな!」
玄野と握手を交わして、私は続ける。
凛「私の武器の都合上、結構敵を倒してしまって点数を取っちゃうかもしれないけど、大丈夫かな?」
玄野「? ああ、大丈夫ってか、何でそんな事を気にするんだ?」
アンタ達は0点で、私達に全部の点数が入ってもそう言えるのか?
まあ、いいや。言質はとった、万が一今後あまりにも険悪になるようならこれも引っ張り出して言いくるめれば……。
そうしているうちに、転送されてくる人たちが現れた。
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