589:名無しNIPPER[saga]
2016/10/08(土) 20:28:35.55 ID:WoG/bsx80
情報を見て、ガンツが開くと同時に私は二人の手を引き、二人のものと思われる『しまむらさん』『ちゃんみお』のケースを手に取り、奥の部屋に移動した。
凛「リーダー、私達こっちで着替えるから」
特に返答を待たずに奥の部屋を閉める。
そこで二人にスーツを手渡すと、二人は怯えた顔で私を見ていた。
凛「どうしたの?」
卯月「あ、あの、やっぱり、怖くて、こんなに急に……」
未央「も、もう呼ばれないんじゃないかなって思ってたのに、呼ばれちゃって……」
確かに忘れていた頃に呼ばれてしまった感がある。
私は二人の不安を消すためにも、二人を抱きしめて耳元で囁く。
凛「大丈夫。私を信じて。二人を絶対に守るし、二人に何かが起きるなんて事は絶対に無いから」
卯月「凛ちゃん……」
未央「しぶりん……」
しばらくそうやっていると二人とも落ち着いてきたみたいだ。
私は二人にスーツを着てもらい、転送をまとうとしたが。
凛「? 私の名前が書かれたケース……あ、前回の100点武器か」
凛「中には……4つの……リング?」
どこかで見たことのあるようなリング、形状に見覚えがあると思ったら、これはバイクに追加された飛行ユニットと形状がそっくりだった。
凛「4つ……手とかに通せそうな……」
未央「し、しぶりん。着替えたよ」
卯月「私も、終わりました」
二人の声に道具の確認を中断して、今回のリングといつものデカ銃をバイクに載せる事にした。
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