過去ログ - 凛「GANTZ?」
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597:名無しNIPPER[saga]
2016/10/09(日) 02:45:20.60 ID:Jee26Dtz0
次は瀕死のゆびわ星人を未央と卯月が見える位置まで運び、バイクが見えたところで私は叫んだ。

凛「未央!! 卯月!! どっちでもいいからコイツを撃って!!」

バイクから顔を出す未央と卯月。

だけど、撃ってくる気配が無い。

凛「どうしたの!? 早く撃って!!」

早くしないと死んでしまう。

もうピクリとも動かないゆびわ星人を見ながら私は焦る。

するとようやくゆびわ星人の身体に新たなワイヤーが巻きつき頭部が転送され始めた。

どっちかが撃ってくれた。

凛「……ふぅ」

ゆびわ星人が転送されきったのを確認して、私は空中のバイクに飛び乗った。

凛「お疲れ、どっちが撃ってくれたの?」

未央「わ、わ、私」

凛「うん。それじゃあ、次は卯月が……卯月?」

私が卯月を見ると、卯月は青い顔をして震えている。

凛「卯月? どうしたの?」

卯月「り、凛ちゃん……だ、大丈夫なんですか?」

凛「大丈夫だよ。言ったでしょ、私が全部やるって。二人はその銃で送ってもらうだけでいいって」

卯月「わ、私たちの為に、凛ちゃんが、あんな事を……あんなでかい人を……あんな目に……」

凛「……もしかして、見えてた?」

二人は同時に頷いた。

ゆびわ星人の解体場面……二人とも顔が青ざめてるのはこのせいか……。

次は見えないようにしないといけない……。

凛「ごめん、次は二人に見えないようにやるから。また持ってくるから待ってて」

未央「あっ!」

卯月「凛ちゃん!」



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