632:名無しNIPPER[saga]
2016/10/12(水) 02:00:42.03 ID:7XPbvnAh0
桜井もそれを見て、残っている黒服に銃を撃ち、階段上の黒服は全て銃撃によって吹き飛び爆散した。
桜井「うッ……」
黒服たちが弾け飛んだ光景を見て、桜井が口を押さえるが、階段の上にまた黒服たちが現れて銃撃を始める。
坂田「クソッ! キリがねえぞ!!」
銃弾を止めながら銃を撃ち黒服を吹き飛ばしていくが、湧いて出るように集まってくる黒服たち。
ついには階段の逆側にも現れて銃を構えてきた。
桜井「か、囲まれ……」
坂田「クッ! 俺が銃弾を抑えるから、お前は…………な、なんだ、あれは……」
坂田が銃を片手に、黒服たちから撃ちこまれる銃弾を止めようとしたときに周囲の空間に放電が走り何かが現れ始めた。
徐々に見え始めるそれは、無数の機材が取り付けられた何か。
階段の逆側の黒服たちを遮るようにその全容が瞬く間に現れて、階段上にいた黒服たちも呆然と上を見上げる。
「な、んだ、こりゃ……」
「黒い……巨人……いや、ロボット?」
桜井「ハ、ハハ……し、師匠、なんスか、これ?」
坂田「……知るか。だけどチャンスだぞ」
坂田は上を見上げる黒服たちの隙を見逃さず、銃を撃ち込み黒服たちを吹き飛ばす。
坂田「桜井! このデカイ何かを盾に奴等の銃撃をやり過ごすぞ!」
桜井「あッ! はいッ!!」
二人は現れた何かの影に隠れながら、最初に銃撃を加えて来た黒服たちの姿を確認する。
二人の視界に数十人の黒服たちが上を見上げている姿が映る。
坂田がその黒服たちに銃を構えようとした、その時。
黒い何かが空から降って来た。
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