656:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 02:58:17.01 ID:fUobq94g0
アキラ「そうだな……どう説明するか……」
玄野「……」
アキラ「結論を話すのが手っ取り早いか……」
玄野「……ンだよ」
どう切り出すか決めかねていたアキラが玄野を見て一言告げた。
アキラ「俺は吸血鬼ってヤツになッちまッた」
玄野「……はァ?」
アキラの言葉に首を傾げる玄野。
アキラ「あの黒服の連中もそうだ、全員吸血鬼。人間の敵ってヤツだな」
玄野「……意味ワカんねーよ」
アキラ「俺もなんでこーなっちまったのかはワカらねぇ。いつの間にか身体の中にナノマシーンってのが入って気がつかないうちに吸血鬼になッちまッてたんだよ」
玄野「ナノマシーン? ますますワカらねぇぞ……お前俺をおちょくってんのか?」
アキラ「全部事実だ。ナノマシーンが何かってのは俺も聞いてねぇけど、この地球には無かったものらしい、どこかからやってきたものだって聞いたけど、真実を知る奴等はもう殺されちまって何もわからねぇ」
玄野「……」
アキラ「そのナノマシーンが人間の体内に入ると、数週間で人間の細胞を作り変えて吸血鬼に変えてしまう。皮膚は強くなって身体能力も上がる、人間とは思えないくらいの速さで動けるし、怪力で鉄骨だろうが壊すこともできる。細胞を変質させて武器を作り出すなんてことも可能だ」
玄野「……あいつ等も、確か手から武器を」
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