662:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 03:03:46.41 ID:fUobq94g0
玄野の言葉にアキラは立ち上がり玄野を見据え手から刀を生み出して構えた。
玄野「なッ!?」
アキラ「それならアンタを殺して、アンタの仲間も殺して、その黒い玉ってのもぶっ壊してやるよ! そうすりゃ俺を脅かすものは何も無くなる!」
アキラは玄野に刀を振りかぶり切りかかった。
玄野はスーツの肩口を斬られるがアキラの刃がスーツを壊すことはなかった。
アキラ「やッぱその服を壊さねーとダメか」
玄野「おいッ! 止めろッ! 俺はお前を……」
アキラは玄野に掴みかかり羽交い絞めをかけ、首と顎の下の部分にあるレンズ部分を指で押し込む。
するとレンズ部から液体が流れ出すと共に、玄野のスーツは異音を出しながらその機能を停止した。
アキラ「さぁ、どーする? これでその服は壊れた」
玄野「う、ウソだろ……どうやッて……」
アキラは新たに銃を生み出して玄野に構える。
アキラ「これでもまだ甘っちょろいこと言えるのか?」
玄野「……俺は」
アキラ「俺はアンタを殺すぞ、今なら殺せる」
玄野「……俺は死ぬワケにはいかねェ」
アキラ「……」
玄野が銃を握り締めながら呟いた言葉にアキラは少しだけ笑った。
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