683:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 22:38:51.51 ID:fUobq94g0
卯月、未央、凛以外の全員が部屋を後にして、残っているのは3人だけ。
凛は奥の部屋で二人と着替えているときに、新たに手に入れた武器を確認して奥の部屋から持ってきて中身を確認していた。
新しく追加されていたのは、大きなケースが一つ。
11回目の報酬で、先ほど狩りに行く前に少しだけ確認したリングを含めて持ち帰れそうなものは二つだけ。
もう二つは恐らくはまたパソコンに追加されて転送をして使えるものになるのだろうと思ってバイザーを装着しようとした凛だったが、その時、ガンツに異変が起きた。
ザ、ザザッ。
凛「……?」
黒い玉の表面に何かが浮かび上がってくる。
何かはすぐに形を成し、ガンツの表面に人の顔が映し出される。
凛「なっ!?」
卯月「え?」
未央「えっ? ま、まさか、また?」
3人はまた狩りが始まるのではと思ったが、画面に映った人の口が動くと共にガンツから声が流れ始めた。
「……漸く繋がったか」
画面には短髪で口元に少量のひげを生やした、精悍な顔つきの男が映し出され明らかにその男の声がガンツから発せられていた。
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