707:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:20:48.03 ID:vwx1JBxi0
私は今頭を抱えている。
その原因はさっき私の家に来た未央と卯月が言った言葉。
これからは狩りの時、私に守られなくてもいいように自分たちの力で生き残って見せると言い出した。
それどころか、私を守れるくらい強くなりたいなんて言ってくる。
凛「二人とも、駄目だって……アイツ等は、宇宙人達は何をやってくるかも分からないし、何が起きるかもわからないんだよ? 危ないから二人は私に任せてくれていればそれでいいから……」
卯月「それが駄目なんですっ! このままだと凛ちゃんが死んじゃいますよっ!」
凛「私は大丈夫だって……」
未央「大丈夫なわけ無いじゃん! 何が起きるかも分からないんだったらしぶりんにもどうしようもできない時がくるかもしれないじゃん!」
凛「慣れているから大丈夫、私は絶対に負けないから」
こうやって二人に説明しているが二人は納得をしてくれない。
どうやら昨日の狩りで本当の命のやり取りをするゲームだっていう事を自覚したみたいだ。
凛「二人とも聞いて。私は何度もやっているから生き残るコツって言うのを体で理解している。だけど二人はガンツのミッションは素人と言ってもいい。そんな二人が下手に動くとあっという間に死んでしまうかもしれないんだよ」
凛「二人は私に任せて、安全なところで……」
卯月「だからそれだと凛ちゃんが危ないじゃないですか!」
未央「そうだよ! それなら私たちも強くなってしぶりんを守れるくらいになればみんなで生きてあの部屋を出られる確率も上がるでしょ!」
凛「……」
そうだった。
この二人、あの時も、私をアイドルにスカウトしてきたときも凄くしつこくて頑固だった。
一筋縄じゃ説得できない……。
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