729:名無しNIPPER[saga]
2016/10/25(火) 02:21:03.77 ID:YJTw11sf0
そんな私を二人は驚いた顔で見ている。
凛「前に進んだり、もっと浮かんだりできないのかな…………うわっ!?」
もう少し浮かび上がらないのかと考えた途端、私は十数メートル上空に飛びあがった。
上空で停止してふわふわと浮かんでいる私。
卯月「り、凛ちゃんが空に……」
未央「飛んでっちゃった……」
真下には未央と卯月。
さっきよりさらに驚いている。
二人と同じように私も驚いている。
凛「か、考えたら浮かび上がった……」
凛「もうちょっとやってみよう」
今度は二人のいる場所を目指して飛ぼうと考えると、二人の頭上に凄い速さで移動した。
卯月「きゃっ!?」
未央「わっ!?」
凛「あ、ご、ごめん」
私が移動したせいで二人に風圧が襲い掛かったみたいだ。
卯月「だ、大丈夫です。それよりも、凛ちゃん……空を飛んでますよね?」
未央「う、うん。なんか凄い速さで飛びまわったよね。その道具って、空を飛ぶ道具なのかな?」
凛「多分……そうだと思う」
まだ色々試してみないと分からないが、恐らくこれは人間用の飛行ユニット。
しかも考えただけで空を飛ぶことができるシロモノ。
凛「ちょっと、試してくる」
私は空に飛びあがるイメージを浮かべると、私の身体は浮遊感に包まれ上空に飛び上がった。
卯月「わぁ……」
未央「と、飛んでいっちゃった……」
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