760:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 00:07:13.86 ID:TVHafHan0
私の言葉に二人はポカンとした顔で言い返してくる。
未央「いやいやいや、無理でしょ……」
卯月「そ、そうですよ。こんなところに昨日みたいなグラウンドを作るなんて、無理ですよ……」
まあ、普通に考えて無理だろう。
だけど、デカ銃を使って潰しまくればあっという間にできてしまう。
でも、今日はそれにひと手間加えることにする。
凛「できるよ。昨日の場所も私一人で作ったんだし」
未央「……マジ?」
卯月「ど、どうやってですか?」
凛「説明するより実際にやってもらったほうが早いから、私についてきてもらえるかな?」
頷く二人に、私は立ち上がり、目の前の崖に身を投げる。
未央「ちょ!?」
卯月「凛ちゃん!?」
二人の悲鳴を後に、私は崖下に着地し上に向かって叫ぶ。
凛「二人も跳んできて!」
二人にも下りて来てもらうよう手を振るが、崖から顔を出したまま二人は中々飛び降りてこなかった。
私が飛び降りてからしばらくして、二人は空中をゆっくりと降下してきた。
卯月が装着している飛行リングの力で空を飛んで降りてきている。
未央は卯月に抱きかかえられるようにして二人とも私の前に降り立った。
凛「スーツを着てるんだし、飛び降りても大丈夫だよ?」
未央「わ、わかってるけど、あんな高いところから簡単に飛べないって!」
凛「……それもそうだね」
何度か飛び降りをして慣れてもらおう。
それか高い場所でジャンプして移動する訓練とかもやってみようかな。
まあ、それは後、今は二人に優先的にやってもらわないといけないことがあるんだし。
思考を戻し、私は二人にあるものを手渡す。
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