784:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:14:14.89 ID:TVHafHan0
次の日、私達は昨日作った訓練場で、新たに斬り倒した木をナイフくらいの長さに伸ばした剣で球状に削りボールを作っている。
今日の訓練で使う用のボールを100個ほど作り出している。
3人で木のボールを作って、軽い球遊びをする予定。
未央「しぶりん、できたよ」
卯月「未央ちゃん、早いですね〜」
凛「私ももうちょっとでできるかな……」
私達の周りには沢山の木のボールが転がっている。
未央「でもさー、こんなに沢山作ってどうするの?」
凛「今からやる事に必要なんだけど、まあやってみればわかるよ」
卯月「できましたっ! やっと完成です!」
卯月が最後のボールを作り出して、100個近いボールが完成した。
私は転がっているボールを掴み、指に乗せて回転させる。
完全な球体じゃないからすぐバランスが崩れ落ちてしまう。
もう一度ボールを拾って片手に乗せて二人に今日の訓練の説明を始める。
凛「それじゃあ、今日はこのボールを使って訓練をするよ」
未央「この木のボールを使って?」
凛「そう、とりあえず……卯月、受け取ってみて」
卯月「えっ?」
最初は軽く投げる。
卯月は胸で抱きしめるように受け止めた。
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