792:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:21:01.05 ID:TVHafHan0
凛(ロボットの中にしよう。あそこならコクピットを閉じてしまえば1対1、そうなればあの男が何をしてこようとも何とかできる)
凛(決定。そうなったら夜の内にロボットをどこかに転送しておいて透明化をかけておかないと)
私はすぐに家を出て、いつもの訓練場とは別の山の中腹にたどり着きロボットを転送する。
すぐにロボットに透明化を行い、その状態を維持する。
凛(これでよし。後は……)
私は公衆電話を探し、古びた電話ボックスを見つけ、そこの電話からあの男から聞いた電話番号にかけはじめる。
もう1時をまわっているが、気にせずに電話をかける。
出ない可能性もあると考えたが、そんな心配を余所に、1コールで電話は繋がった。
「久しぶりだな。何時までたっても連絡がなく不安になっていたところだよ」
凛「……えっと、私、名乗っても無いんだけど……」
「この連絡先は君達にしか教えていない。必然的にかかってくるのは君達になる、そういうことだよ『りんさん』」
凛「……明日会いたい。時間は正午。場所は○○国道にある○○トンネルの出口横の崖下を1キロ下りた場所。山の中腹」
「山か、確かに一般人はいないだろうが、それでもセキュリティが万全とはいえないな」
凛「……私とアンタ以外の誰も近づけない場所を用意してある」
「そうか。それならば構わないのだが」
凛「……それじゃ、伝えたから」
一方的に電話を切って通話を終わらせる。
準備はできた。
後は明日を待つだけ……。
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