900:名無しNIPPER[saga]
2016/11/09(水) 01:14:51.66 ID:lmlOq5dm0
一般人に逃げるように言って、玄野達はさらに敵のいる方向に向かうことにした。
そうやってレーダーを見ると、大きな光点が玄野達から100メートルほど離れた場所にあると気付いた。
レイカ「玄野クン……これッて……」
玄野「……今回の、ボス……か?」
100メートル、姿が見えていてもおかしくない。
だが、レーダーの先にはビルがあり、敵の姿は見えない。
玄野「みんな!! ボスが近い、すぐそばにいるッ!!」
桜井「えッ!?」
坂田「姿がみえねーな……」
武田「…………何だ?」
玄野達は周囲を見回していたが、武田は上を見ていた。
上からかすかに聞える音。
ビルの上で何かの音がかすかに聞える。
武田はさらに耳を研ぎ澄まし、上空を見上げると、ビルの屋上から何かが飛ばされる瞬間を見る。
武田「ッ!! 上だッ!!」
玄野「!!」
レイカ「何……雨?」
玄野達に降り注ぐ液体、それには色がついていた。
真っ赤な液体。
人間の血がビルの屋上から降り注いでいる。
さらに今度は大きなものが2個降って来た。
一つは機械。パソコンだった。
もう一つは、上半身だけのスーツの男。
その男の姿を見た神奈川チーム全員が目を見開いて動揺する。
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