過去ログ - 緒方智絵里「お茶とお菓子と妖精さんと」
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◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2016/09/07(水) 19:37:34.20 ID:9SBqwW9h0
「あ、あの。私も、プロデューサーさんのお茶を持って来るの、忘れてました……」
開いた口を、右手で隠すようにして智恵理が言った。
その「しまった」と顔を赤らめた彼女の反応がなんとも可笑しくて、
俺もついクスクスと吹き出してしまう。
「ははっ、大丈夫だよ。お皿を取りに行くついでに、
今度は俺が君に紅茶でもご馳走するからさ」
「い、いえそんな!
ま、待っててください。すぐに持って来ますから!」
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