過去ログ - 緒方智絵里「お茶とお菓子と妖精さんと」
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20: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/09/07(水) 19:39:21.80 ID:9SBqwW9h0

 そう言って立ち上がった俺の行く手を遮るように、
 智絵里が慌てて立ち上がる。

 けれども、俺は彼女を椅子に座りつけると、

「なぁ智絵里。君はお仕事妖精って生き物を知ってるかい?」

「お仕事……妖精さんですか?」

「そう。昔から世界各地で語られている、人の仕事を手伝ってくれたり、
 幸せを運んで来てくれたり……そんな優しい妖精さんの話だよ」

「……それなら少しだけ、聞いたことはありますけれど」


 でも、それが今の状況とどんな関係があるのかと、
 不思議そうに小首を傾げた智絵里に、俺は優しく話を続けた。


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