過去ログ - 緒方智絵里「お茶とお菓子と妖精さんと」
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3: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/09/07(水) 19:09:04.44 ID:9SBqwW9h0

「あの、あのぅ……」

 うだるような暑さに耐えながら、一心不乱にキーボードを叩く俺。

 座っている場所のすぐ後ろには全開になった窓があるのだが、
 立地的に風通しが悪いらしいこの建物には、日頃から風もろくに入って来ない。

 なので、俺の生命線となるのは安物の扇風機が一台と、
 時折窓から迷い込んだようにやって来る、ささやかな涼しさのそよ風のみ。


 給湯室に行けば冷たい麦茶もあるにはあるが、
 最早そこまで足を運ぶことすら億劫になってしまうほど、とにかくその夜は暑かったのだ。


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